大阪市鶴見区の泌尿器科-性病,クラミジア感染症,ヘルペス,淋菌感染症-放出駅北すぐ

かきのき泌尿器科 院長
院長 柿 木 宏 介
大阪市立大学医学部卒業
大阪市立大学医学部大学院課程修了
八尾市立病院泌尿器科医長
大道病院泌尿器科透析室医長

泌尿器科疾患・性行為感染症(性病)の診断・治療男性性機能障害(ED)の診断、治療も随時行っています。
在宅往診・施設往診もご相談ください。

>>>クリックで拡大します。
主な性感染症

性器クラミジア感染症


世界的に若年層の感染者がもっとも多い性感染症
セックスによりクラミジア・トラコマティスという病原体に感染する病気
潜伏期間 1〜3週間ぐらい

症状

感染初期症状が軽く、特に女性は自覚症状が乏しいのが特徴

男性
尿道炎
尿道からうみがでる・かゆい・おしっこをすると痛む(排尿痛)
精巣上体炎
陰嚢の腫れ・痛み・発熱
女性
子宮頸管炎
おりものの増加・不正出血
子宮付属器炎
下腹部に軽い痛み
骨盤腹膜炎

下腹部の痛み、性交時に痛みを強く感じるようになる
などを発症します。

症状が小さいからといって治療をしなくてよいわけではなく、
クラミジア感染から
不妊症流産となることもあるので充分な注意が必要です。
また、自然治癒することはほとんどなく、無治療でもかなり長い間症状の悪化を伴わず保菌状態が続く傾向があります。

エイズ(HIV)ウイルスの感染率が3〜5倍も高まります。

性器ヘルペス感染症


単純ヘルペスウイルス1型・2型が原因で、性器やお尻の周辺に水ぶくれができる性感染症(STD)
男性よりも女性に多い性感染症(STD)

症状

皮膚に赤いブツブツや水ぶくれ、ただれができる。
初感染時には激しい痛みや38℃以上の発熱がみられることもある。神経細胞の中に潜伏し再発することが多く、再発時は症状が軽く、早く治ることが多い。

症状が出たらできるだけ早い時期に治療を始めるほうが治りも早くなります。治療にあたってはウイルスが増えるのを抑える薬(抗ウイルス薬)で治療します。

尖圭コンジローマ


HPV(ヒトパピローウイルス)の性的接触感染によりイボのような症状が発生するウイルス性性感染症
症状

感染後3カ月程で自覚症状としてイボが感染部位に発症
かゆみや性交時に痛み、出血を伴う場合もあります。


現状では、尖圭コンジローマの原因となるHPVウイルスを、体内から完全になくすことは難しく、
手術でイボを取り除いても、そのまわりにまだウイルスが残っていたりすると、再発してしまいます。症状が出たときには、そのつどすぐ専門医に相談してください。
さらにイボを取り除いてから少なくとも3ヵ月間は、再発がないかチェックすることが必要です 。
近年、研究で悪性のHPV(ヒトパピローウイルス)と
子宮頸がんとの関係が報告されています。

淋菌感染症


淋菌と呼ばれる細菌によって感染する性感染症
潜伏期間 1週間ぐらい

症状
クラミジアと同様に男性は尿道炎、女性は子宮頸管炎を発症する。
感染症状はクラミジアより重く、男性の場合は激しい痛みを伴うことが多い。
一方、女性の場合、自覚症状に乏しい場合も多い。

男性
尿道炎
尿道からうみがでる。・かゆい・おしっこをすると激しく痛む(排尿痛)
精巣上体炎
陰嚢の腫れ・激しい痛み・発熱
治療後に無精子症になることもあります。
女性
子宮頸管炎
おりものの増加・不正出血
子宮付属器炎
下腹部に軽い痛み

感染したまま放っておくと
卵管炎骨盤腹膜炎をおこし、子宮外妊娠や不妊症の原因にもなります。
ただし、女性の感染者の多くは症状が出ないと言われています。

淋菌感染症の治療には、1日2、3回の薬の服用を7日間程連続投与する場合が多く、
完治していないにもかかわらず、服用を中断したり忘れることで、生き残った淋菌が薬剤耐性を持つ可能性があります。十分注意して治療にあたる必要があります。

 

Copyright (C)2005 kakinki All rights reserve